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忙しくてまあマンコなんですが、あけっぴろげまんこ=あけおめとSheikerさんに教わったので一応書いておきます。
あけおめ~(^^) つーか今日すごいことがありまして、テレビの取材を実家でやってたんですね。その時点で祭りですが、その最中に兄の奥さんが無事出産したとかで初孫初姪っ子で、祭り*祭り*ハード疲労でもう死にそうです。 さて、坊ちゃんについて語ろうと思ってたんですが、実家に帰ってきたら福翁自伝発見しておもろいなーとむさぼり読んでる間に坊ちゃんのこと忘れてまして、今は年賀状作成したりしてます(分裂症?^^;) でも福翁自伝も坊ちゃんもなかなか似通った性格がある本で、一身独立、自矜、やさしさ、厳しさ、気の強さ、つまりは明治の男子のかくあるべし本なわけです。でも人間の普遍性に通じてる部分が、現代の瑣末な本よりも多いので、女性でも面白く読めると思います。 そもそもBamboleoが坊ちゃんについて語ろうと思ったのはどうも人におめーは坊ちゃんだなぁ甘ぇ甘ぇ言われることが多く、またそういう仕打ちを受けたりすることもあるので、そうなわけねーだろクソがと言いたいために取り上げようと思ったわけですね。 大体にして、男っていうのは自分が強いと思ったときから強いもので、ある程度成長するとまあまあ強いもんだと普通は自負できるんで、甘くたって生きていけるわけですね(相対性を脱することが前提。理由のない自信っていうあれですね)。 あまいっつーのは認識が不足して失敗したときだけに当てはまるんで、自分にある程度満足すると、夢なり、こうあったらいいのにというなんとなしの感覚がその人の重要問題になるわけです。 理想がないことを心のどこかで恥じない人は現実を語れない。なぜなら現実に対する認識がないからです。あったとしてもあくまで相対的なんで、その人そのものの認識は存在しない。 さて坊ちゃんも福沢も立派な理想はあんまりないけど、「かくあるべし」という感覚だけはある人です。だからやってることが反発されたり共感されたりもするけど、現実に対する自分自身の態度だけは変わらない。 そんな坊ちゃんに対してよくある意見だけど、ある有名な批評家は、 「それでも、坊ちゃんは負ける。」 と言い放ちます。 この批評家はまあまあな大学の教授で言論界の要人、大立者でした。勝ち組とやらです。 この人は長年連れ添った奥さんに先立たれて自殺しました。 他人に依存しきって、戦うべき一番大切なものがなかったんですねとはっきり言わせてもらいたい。 ついでに、福沢は負けたかと問いたい。 坊ちゃんは市電の運転手に身を落としてから鬱々として死んでいったと思うかと問い詰めたい。 むしろ、お前は俺以下だと言い切らせてもらいたい。 生存中はあれだけ重視されてたこの批評家の名前が、もう誰にも顧みられなくなっているのは、人間は犬じゃないのと同じことだ。 結論として言うと、人にとって普遍的な、戦うべき相手が誰の心にも存在する限り、坊ちゃんは規範であり続ける。 何と戦うべきなのかは人間なら誰だってわかってる。 今年も一年、スターナイトが戦い続けますように! 実家なのでSSはなし!
by KnightBamboleo
| 2006-01-01 02:36
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